2011-08-24
洪元杓(ホン?ウォンピョ)三星(サムスン)電子無線事業部商品戦略チーム長(副社長)は24日、ソウルで開かれた「三星水曜社長団会議」で、北米市場で三星電子スマートフォンはアップルの80%まで追い上げ、グローバル基準ではほぼ同じレベルに達し、  Android タブレットPC 市場ではアップルと2強構図を形成している、と強調した。
洪副社長は「北米ではアップルとの差を縮め、新興市場では200ドル未満の低価格フォンを中心に市場を開拓してアップルに追いつく」と述べた。
洪副社長によると、北米の場合、今年、スマートフォンの比率が49%まで高まるが、アジア太平洋地域(25%)、中南米(12%)、中東アフリカ(14%)はまだ成長潜在力が大きいという。
スマートフォンの中でandroid スマートフォンは市場のシェは大きである.
近くて遠い国」と呼ばれていた時代に比べ、ぐっと身近になった韓国。特にここ数年は韓流ドラマやK-POP人気の影響もあり、韓国と接する機会が多くなっている。実際日本から韓国への渡航者は、1980年の50万人程度から、2010年には300万人を超えるまで増加している。しかしながら、韓国の通信企業の話となると、詳しい人はごく一部に限られるだろう。
 韓国の通信業界は、現在3大通信企業グループに集約されている。固定通信、ブロードバンドで圧倒的なシェアを持つKT、携帯電話市場で50%以上のシェアを持つSKテレコム、2010年にグループ内の通信会社3社が合併して誕生したLGユープラスの3社である。
 3社とも、源流は1981年に設立された韓国電気通信公社(KTA)にある。KTAから固定通信、ブロードバンドを引き継いだのがKTであり、携帯電話を引き継いだのがSKテレコムである。KTAとの合弁として設立したデータ通信会社を中心に、携帯電話の規制緩和時に参入した携帯電話会社、韓国電力から買収したブロードバンド会社が合併したのがLGユープラスである。
 このように見てみると、電電公社から始まり、現在の3大グループ体制に集約されていった日本の通信業界と似ている部分が多い。第2世代携帯電話において世界の主流となる通信方式(GSM)を選ばなかったために、海外端末メーカーの参入や国際ローミングサービスが進まず、国内向けの携帯電話端末が独自の進化を遂げ、ガラパゴス化した点も共通している。また、日韓とも、固定電話の回線数はすでに減少傾向にあり、携帯電話の契約数が飽和状態に達している点も似通っている。
 

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